おかひじき (陸ひじき) 

学名  Salsola kamarovii
日本名  オカヒジキ
科名(日本名)  ヒユ科
  日本語別名  ミルナ(水松菜)
漢名  無翅猪毛菜(ムシチョモウサイ, wúchì zhūmáocài)
科名(漢名)  莧(カン,xiàn)科
  漢語別名  
英名  
2008/05/15 館山市

2009/06/20 直江津市居多

2006/08/28 明治薬科大学薬草園

2008/08/18 明治薬科大学薬草園

 オカヒジキ属 Salsola(碱猪毛菜 jiăn zhūmáocài 屬)には、旧世界に約60-150種がある。

  ヤマヒジキ S. collina(S.kali ssp.collina;猪毛菜)『中国本草図録』Ⅶ/3065・『中国雑草原色図鑑』43
         
朝鮮・中国・シベリア・中央アジア・歐洲ロシア南部産 
  ノハラヒジキ S. kali
ヨーロッパ原産、関東に帰化
  オカヒジキ S. komarovii(無翅猪毛菜)
  S. laricifolia (松葉猪毛菜)
中央アジア産 
  ハリヒジキ S. tragus(S.ruthenica, S.pestifer, S.kali var.tenuifolia,
         S.australis;刺沙蓬・大翅猪毛菜・刺蓬)
         
ユーラシア原産、日本各地に帰化。『中国本草図録』Ⅲ/1095 
   
 ヒユ科 Amaranthaceae(莧 xiàn 科)については、ヒユ科を見よ。
 和名は、海岸の砂地に生えて 食用にすることから。
 日本(北海道・本州・四国・九州・琉球)・朝鮮・中国(東北・河北・山東・江蘇・浙江北部)・千島・樺太・ウスリーに分布。
 日本では、嫩葉をゆでて食う。
 中国では、同属の S. collina(猪毛菜)・ハリヒジキ S. ruthenica(刺沙蓬)を薬用にする。


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